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肘の黒ずみを取る方法は?黒くなる原因と自宅でできるケア?

半袖やノースリーブを着たとき、ふと目に入った肘の黒ずみに驚いたことはありませんか。
肘は自分から見えにくいため、黒ずみや乾燥が進んでいても気づきにくい部位です。ふと目にしたときには、肌が黒っぽく見えたり、カサカサ、ゴワゴワとした手触りになっていることもあります。「肘の黒ずみを取る方法を知りたい」「セルフケアですぐに消せないの?」と考える方も多いでしょう。
しかし、肘の黒ずみは表面の汚れが付着しているわけではありません。強く洗ったり、スクラブで何度もこすったりすると、刺激によって黒ずみがかえって濃くなる可能性があります。

肘が黒くなる原因とは

肘が黒ずむ主な原因は、机などの硬い場所に肘をつく習慣や肌の乾燥、紫外線などです。肘をつく動作を繰り返すと角質が厚くなり、肌が硬くくすんで見えるようになります。さらに、刺激によってメラニンが増えることで、黒ずみが目立つようになります。

肘をつく習慣が黒ずみにつながる

机に肘をつく、寝転びながら肘で体を支えるなど、同じ場所に繰り返し圧力がかかると、肌は刺激から守るために角質を厚くします。肘はもともと皮膚が厚く、曲げ伸ばしによって乾燥しやすい部位です。厚くなった角質は水分が少なく硬いため、肌表面がゴワつき、光を均一に反射しにくくなります。そのため、肘全体が灰色や茶色がかったように暗く見えることがあります。

摩擦や圧力による色素沈着で肘が黒ずむ

肘を机などの硬い場所に繰り返し押しつけると、肌の内部で軽い炎症が起こります。肌は刺激から守ろうとして、表皮にあるメラノサイトを活性化させ、メラニンを多く作るようになります。
通常、メラニンは肌のターンオーバーに伴って少しずつ排出されますが、摩擦や圧力が繰り返されるとメラニンの生成が続き、排出が追いつかなくなります。さらに乾燥や摩擦、紫外線などによってターンオーバーが乱れると、メラニンを含む古い角質が肌表面に残りやすくなり、茶色や黒っぽい色素沈着として目立つようになります。

乾燥も肘の黒ずみを濃く見せる

肘は皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい部位です。肌のうるおいが不足すると角質が硬くなり、古い角質が剥がれ落ちにくくなります。角質が厚く硬くなることで、肘がくすんで見えたり、ザラつきやゴワつきが目立ったりします。乾燥すると肌を守るバリア機能が低下し、肘をついたときの刺激を受けやすくなります。刺激が繰り返されることで角質が厚くなったり、メラニンが増えたりして、黒ずみが目立ちやすくなります。

紫外線も肘の黒ずみの要因

紫外線も肘の黒ずみを濃くする要因の一つです。紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニンが作られます。肘は摩擦や乾燥、加齢や睡眠不足などによってターンオーバーが乱れると、増えたメラニンが排出されにくくなり、色素沈着として残るようになります。特に半袖を着る季節は肘にも紫外線が当たりやすいため、腕だけでなく肘まで日焼け止めを塗ることが大切です。

肘の黒ずみを目立ちにくくするセルフケア

肘の黒ずみ対策では肘をつく習慣を見直す

肘の黒ずみの解消で最初に見直したいのが日常生活の姿勢です。
デスクワーク中に肘を机へつける習慣がある場合は、肘の一点に体重をかけず、前腕全体を机に置くようにしましょう。寝転びながらスマートフォンを見るときや、低いテーブルで作業するときに、肘をついて体を支える姿勢にも注意が必要です。肘をつく場合は、やわらかいクッションやタオルを敷き、硬い面から受ける圧力をやわらげましょう。

肘はゴシゴシ洗わない

肘が黒く見えると「汚れが落ちていないのでは」と思い、ナイロンタオルやボディブラシで強く洗いたくなるかもしれません。
肘の黒ずみは、肌の表面についた汚れではなく、厚くなった角質やメラニンによる色素沈着が関係しています。ボディタオルなどで強くこすっても黒ずみを落とすことはできません。強くこすると角質層が傷つき、乾燥や炎症を招き、刺激に反応してメラニンが増えると、黒ずみがさらに目立つ可能性があります。
体を洗うときは、ボディソープをよく泡立て、手ややわらかいタオルで包み込むように洗います。泡をのせてやさしくなでる程度でも、汗や皮脂などの汚れは落とせます。洗った後はタオルでこすらず、軽く押さえるように水分を拭き取りましょう。

毎日の保湿で硬くなった肘を整える

肘の黒ずみケアでは、毎日保湿を続けることが重要です。
入浴後は肌から水分が失われやすいため、タオルで水分を拭いた後、できるだけ早くボディミルクやボディクリームを塗ります。軽い乾燥であれば、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分を配合したものが使いやすいでしょう。カサつきが強い場合は、シアバターやワセリンなど、肌の水分蒸発を防ぐ成分が入ったクリームをお勧めします。
ベタつきが苦手な場合は、全身に使えるボディミルクを薄く塗り、肘だけクリームを重ねる方法もあります。クリームを塗る際は、強くすり込む必要はありません。手のひらで肘を包み、やさしく押さえるようになじませます。
保湿を毎日続けることで硬くなった角質がやわらかくなり、肘の表面もなめらかに整いやすくなります。

肘の黒ずみにスクラブやピーリングはやりすぎに注意

古い角質を除去する方法として、ボディスクラブやピーリング用品を試したい方もいるでしょう。スクラブやピーリングは、厚くなった角質によるゴワつきを整えるケアとして使える場合があります。しかし、頻繁に使用したり、力を入れてこすったりすると肌への刺激が強くなります。肘を早くきれいにしたいからといって、毎日スクラブを使うのは避けた方がよいでしょう。商品に記載された使用方法を守り、肌の様子を確認しながら取り入れることが大切です。使用中にヒリヒリする、赤くなる、かゆみが出るといった変化があれば、すぐに洗い流して使用を中止します。
ピーリングやスクラブを使用した後は、肌が乾燥しやすい状態になります。普段よりも丁寧に保湿し、紫外線や摩擦を避けてください。
角質ケアは、黒ずみを一度で取るためのものではありません。古い角質を無理なく整え、保湿成分がなじみやすい肌へ導くための補助的なケアとして考えましょう。

市販の肘の黒ずみ用クリームはどのように選ぶ

ドラッグストアで肘の黒ずみ用クリームを探すと、尿素を配合したものや、美白有効成分を配合した医薬部外品など、さまざまな商品が見つかります。
肘が硬くザラついている場合は、尿素を配合したクリームが使いやすいでしょう。尿素には、硬くなった角質をやわらかくする働きがあります。色素沈着が気になる場合は、トラネキサム酸やアルブチン、ビタミンC誘導体などを配合した商品を選ぶとよいでしょう。ただし、同じ成分でも、美白有効成分として配合されているかは商品によって異なるため、パッケージの表示を確認することが大切です。
化粧品における「美白」は、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐことを指します。すでに目立っている肘の黒ずみは、塗ってすぐに消えるものではありません。
天然由来成分や香りのよさだけで選ぶのではなく、自分の肌の状態に合っているか、毎日のケアに取り入れやすいかも確認しましょう。肘の黒ずみケアは継続して行うことが大切なため、無理なく使い続けられる価格や容量の商品を選ぶこともポイントです。

肘にも紫外線対策を行う

肘の黒ずみを防ぐためには、摩擦や乾燥への対策だけでなく、紫外線から肌を守ることも大切です。紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニンが作られます。乾燥などによって古い角質が肌表面に残ると、メラニンも排出されにくくなり、肘の黒ずみが目立つことがあります。
半袖やノースリーブを着る季節は、腕だけでなく肘まで日焼け止めを塗りましょう。汗をかいたときやタオルで拭いた後、長時間屋外で過ごす場合は、必要に応じて塗り直します。日焼け止めを落とす際は、強くこすらず、よく泡立てたボディソープでやさしく洗うこともポイントです。

肘の黒ずみケアに即効性は期待できるのか

肘の黒ずみを一度のケアで消す方法は、基本的にはありません。肘の黒ずみは、厚くなった角質やメラニンによる色素沈着が関係しているため、少しずつ肌の状態を整えていく必要があります。乾燥によって肘が白っぽくくすんでいる場合は、保湿をすることでカサつきが落ち着き、一時的に明るく見えることがありますが、蓄積した角質や色素沈着そのものが短期間でなくなるわけではありません。
早く改善したいからといって、スクラブで強くこすったり、レモン汁や重曹、塩などを直接塗ったりすると、肌に炎症が起こり、かえって黒ずみが濃くなる可能性があります。
短期間で黒ずみを消そうとして刺激の強いケアを行うのではなく、肌への負担を抑えながら保湿を続けることが大切です。早めの改善を希望する場合は、美容クリニックで肌の状態に合った施術を相談する方法もあります。

肘の黒ずみはどれくらいで治るのか

乾燥や古い角質による肘のカサつき、ゴワつきは、保湿を続け、机などに肘をつく習慣を見直すことで、数週間ほどで変化を感じることがあります。メラニンによる色素沈着が目立つ場合は、薄くなるまでに数か月以上かかることがあり、セルフケアだけでは十分な改善が得られないケースもあります。
セルフケアを続けても黒ずみが目立つ場合は、専門の医師に肌の状態を確認してもらい、原因に合った治療を検討しましょう。

肘の黒ずみの症例紹介

肘の黒ずみ治療(ボディ黒ずみプラチナ+ボディパーフェクト) 60代女性  施術前 / 施術後
施術前 / 施術後
新宿院 60代女性
施術名:ボディ黒ずみプラチナ6回+ボディパーフェクト4回
主訴:肘の黒ずみ
5回目の施術あたりからだんだん色味が薄くなり、黒ずみの改善が見られた。ホームケア(ブライトクリーム、ホワイトパック、ハイドロキノン等)も使用し、肘の中心部分だけでなく、周囲の薄い黒ずみも改善しました。
※効果には個人差があります
費用等に関する事項:当治療は自由診療です。肌質、症状の程度、疾患の種類によって必要な回数や設定が異なるため、当写真と同様の仕上りを目指して治療をする場合、費用も個人差が発生します。
治療等の主なリスク・副作用:施術直後はお肌が敏感になり、一時的に赤みやひりつき感が生じる可能性があります。

セルフケアで改善しにくい肘の黒ずみには美容医療

なかなか解消されない肘の黒ずみや、角質が厚く硬くなっている状態は、ホームケアだけでは十分な変化を感じにくいことがあります。当院では黒ずみの原因や肌の状態を医師が確認し、ピーリングやレーザーなどの治療をご提案いたします。

ピーリングは、薬剤を使用して古い角質を取り除きやすくし、肌表面のゴワつきをなめらかに整える施術です。レーザー治療やピコトーニングは、メラニンに働きかけ、色素沈着を少しずつ目立ちにくくすることを目指します。それぞれ黒ずみの濃さや肌質によって必要な回数は異なります。また、レーザーやピーリングの施術後には、赤み、ヒリつき、乾燥、かさぶた、炎症後色素沈着などが起こる場合があります。
施術後に摩擦や乾燥が続けば、再び黒ずみが目立つ可能性があります。医療による治療を受ける場合も、保湿や生活習慣の見直しを合わせて続けることが重要です。
治療を受ける前に、期待できる変化だけでなく、リスクや費用、施術後の注意点についても医師から説明を受けましょう。

この記事の監修医師

銀座よしえクリニック 総院長 廣瀬 嘉恵 医師

銀座よしえクリニック 総院長廣瀬 嘉恵 医師 医学博士

  • 東京大学大学院医学研究科修了 医学博士号取得
  • 日本再生医療学会再生医療認定医
  • 日本再生医療学会代議員
  • 日本皮膚科学会会員
  • 日本美容皮膚科学会会員
  • 日本美容外科学会会員
  • 国際抗老化再生医療学会会員
  • 日本温泉気候物理医学会会員

銀座よしえクリニック 総院長
廣瀬嘉恵医師のプロフィールはこちら

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