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美容医療コラム

ハイフ(HIFU)治療をクリニックで受けるべき4つの理由

ハイフ(HIFU)治療をクリニックで受けるべき4つの理由

近年、手術なしで顔のたるみを治療できると人気を集めている「ハイフ(HIFU)」治療。インターネット上で調べてみると、多くのクリニックやエステサロンが同名の施術を行っています。
ハイフの施術を受けたいとリサーチされている方の中には、クリニックとエステのハイフはどう違うのか、何を基準にして選ぶといいのか、迷われる方も多いのではないでしょうか。
今回はハイフ治療とはどのようなものかを紹介するとともに、医師としてクリニックでのハイフ治療をおすすめする理由を解説します。

ハイフ治療とは

ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)」の頭文字をとった略称で、美容クリニックのハイフ治療は、主に「超音波によるリフトアップ治療」を目的としています。

超音波を使った技術は、さまざまな医療の現場で応用されています。例えば子宮のなかの胎児を映像化したり、肝臓や腎臓などに異常がないかを診察したりといった超音波エコー技術もそのひとつです。
また超音波エネルギーを1点に集めて熱を発生させ、がん細胞に直接照射して死滅させたり、結石などを砕いたりする病気の治療にも応用されています。

美容医療においては、主にたるみやシワを改善する治療に利用されています。顔のたるみの一因となる、ゆるんだ筋膜(SMAS層)に超音波エネルギーを照射して、凝固させることでリストアップ効果が得られます。

さまざまなお悩みに対応したハイフ治療

ハイフ機器には異なる深さに照準を合わせるためのカートリッジが用意されており、「真皮層」「脂肪層」「筋膜(SMAS層)」にそれぞれ照準を合わせて、超音波の熱エネルギーを当てることができます。

1.5~2.0mmのカートリッジを使い、皮膚の浅い層である「真皮浅層~真皮層」に熱エネルギーを当てることで、コラーゲンやエラスチンを生成促進し、肌の引き締めや毛穴の開き、小ジワなどの改善を図ることができます。これは「ハイフシャワー」と呼ばれる施術です。同じカートリッジを使用して、これまで治療が難しかった目の周りの皮膚を引き締める治療も登場しています。

3.0mmのカートリッジを使用して、「真皮深層~脂肪層」に熱エネルギーを当てて脂肪を凝固させることで、二重あごを引き締めたり、小顔効果を得ることも可能です。

4.5mmのカートリッジは、「筋膜(SMAS層)」に熱エネルギーを当てます。顔のたるみ治療の以外では、ボディの痩身治療にも使われています。

エステハイフとハイフ治療の大きな違い

エステサロンの「ハイフ」とクリニックの「ハイフ」は、同じ名前の施術であるために、違いが分かりにくいというお声をいただくことがあります。

クリニックで使用するハイフ機器と、エステサロンで使用するハイフ機器の大きな違いは「パワーの差」です。強い超音波エネルギーにはやけどやケガなどの危険が伴うため、医療資格を持つ者しか機器を扱うことができません。
エステサロンで行う「ハイフ」は、同じ超音波を照射する機器であっても、ごく弱いパワーでしか照射できず、肌の深部まで超音波エネルギーを届けることは難しいと考えられます。

ハイフの危険性

ハイフ治療には危険性が伴います。

医療用のハイフ機器は、表皮から4.5mmの深いところにある筋膜(SMAS層)に、65~75℃の高温になるように超音波を照射して、タンパク質を変性(凝固)させることによって組織を引き締めて、タイトニング効果をもたらします。
しかし、筋膜層の上には脂肪層や真皮層が重なっており、多くの神経や血管なども張り巡らされているため、安全に照射するためには、どこの部分に照射してはいけないかという知識が必要となります。

エステサロンの事例(※1)になりますが、そういった知識もないまま強い出力で超音波を照射して神経を損傷したり、顔にやけど跡が残ったりという事故が起こっています。
また最近では「セルフハイフ」と呼ばれる、エステサロンと同等の機器を購入してご自身で操作する施術が流行していますが、こちらでもやけどや神経麻痺などの後遺症が残ったという事例も報告されています(※2)
(※1)エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブルル発生!(独立行政法人国民生活センター 報道発表資料)
(※2)「セルフエステ」の契約は慎重に検討しましょう!(独立行政法人国民生活センター 報道発表資料)

医療機関のハイフ治療を受けるべき4つの理由

私は医師として、医療機関でのハイフ治療を強くおすすめします。
クリニックでハイフを受けるメリットは大きく4つあります。

【理由①】リスク・安全性

強いパワーでの超音波照射は、神経や血管を避けて行わなければいけません。顔の解剖学的知識を持ち合わせていないと、神経損傷ややけどなどの事故につながります。
クリニックでは、そうした知識のある医師や看護師などの医療従事者が施術を行うため、安全に配慮された環境で受けることができます。

【理由②】使用機器の違い

たるみを改善するような強いパワーの機器を扱う行為は「医行為」にあたるとして、2021年にエステの業界団体がハイフ機器の使用禁止を呼びかけています(※3)
そのため、エステサロンやセルフエステのハイフ機器は、全く別ものであると考えられます。
(※3)AJESTHE(一般社団法人日本エステティック協会)が医療以外でのHIFU(ハイフ)使用禁止を呼びかける(ザ・ビューレック2021.7)

【理由③】効果の違い

ハイフ機器のパワーが異なるため、たるみ改善やリフトアップ効果を期待してエステサロンのハイフを受けても、「効果ない」と感じてしまう場合があるかもしれません。
ハイフの効果を求めるのであれば、クリニックで受けることをおすすめします。

【理由④】アフターフォロー

ハイフ治療で、万が一やけどが発生した場合、クリニックでは適切な処置を行うことができるため、副作用が残るケースはほとんどありません。
エステサロンやセルフハイフなどでは、そういった適切な処置は行えないため、大きなデメリットであると言えるでしょう。

本当はコスパがいい医療ハイフ治療

それでもクリニックの施術をためらう理由に、「値段の違い」があるのかもしれません。
エステサロンでは1〜2万円程度で受けられるのに比較して、クリニックの治療費は高額なイメージがあり、そこにデメリットを感じられるかもしれませんが、月単位で考えるとエステハイフよりもコスパが良い場合があります。

当院の「ハイフフェイスラインリフト3D」は、年齢の出やすいフェイスラインをハイフで集中的に引き上げる治療ですが、初回は8万円(税別)で受けることができます。
個人差はありますが、効果の持続期間は約半年程度続くため、1カ月のコストは約1.3万円で、1回分のエステハイフと同程度か、それよりも低価格で、たるみ改善効果が確実に期待できるハイフ治療を受けることができるのです。

銀座よしえクリニックの医療ハイフ治療

銀座よしえクリニックの医療ハイフ治療

当院で行っているハイフ治療は、目的に合わせたメニューをご用意しています。

●ハイフシャワー

皮下1.5mmのごく浅い層に、ハイフを照射して、主に皮膚の引き締めを図ります。
ハイフシャワーは毛穴・小ジワ・色調など幅広いトラブルに対応しています。エネルギーがマイルドなためダウンタイムがほぼ無いのもメリットです。

●ハイフアイリフト

目の周囲の皮膚と額に照射することで、アイリフトを図る治療です。
皮下1.5mm~2.0mmの浅い層に照射することで、目尻の小ジワやたるみを解消し、ハリの向上を目指します。

●ハイフウルトラリフト3D

「表皮」「真皮層」「脂肪層」「筋膜(SMAS層)」の4層全てに照射して、顔全体を立体的に引き上げを図る治療です。
表層のリフトアップ、目のリフトアップ、引き締め、肌質改善から、小顔効果、リフトアップ、リフトアップ効果の維持まで、ハイフの効果を一度の治療で得ることができます。

●二重あご、あご下と首のたるみ治療

あご下の皮下3.0mmと皮下4.5mmに照射して、引き締めながら引き上げて、二重あごの解消を図ります。
首は、骨が近いため深い層には照射せず。皮下1.5mmもしくは皮下2.0mm+3.0mmのどちらかで照射します。首周り全体が引き締まり、小顔効果もきたいできます。

医療ハイフ治療の効果が出るまで

ハイフ治療で最もニーズが多い顔のたるみ治療では、「いつから効果が出ますか?」「何日後に引き締まりますか?」とよくご質問を受けます。
「ハイフウルトラリフト3D」を例に挙げますと、まず施術直後に引き締め効果を実感し、1〜3カ月後に組織が再生してくるタイミングで、もう1度効果を感じることができます。これはダブルピークと呼ばれます。
一方「ハイフシャワー」は、皮膚の浅い層に照射するため、施術当時から目に見えてタイトニング効果を感じ取れます。こちらはマイルドな照射になるため、1カ月に1回の間隔で肌メンテナンスとして取り入れることをおすすめします。

この記事を書いた人

廣瀬嘉恵医師

銀座よしえクリニック 
総院長
廣瀬嘉恵医師

東京大学医学部大学院卒業、博士号取得
日本再生医療学会再生医療認定医
日本皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本美容外科学会会員
国際抗老化再生医療学会会員
日本再生医療学会会員
日本温泉気候物理医学会会員

プロフィール詳細はこちら >

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