新AGA治療薬「ザガーロ(デュタステリド)」の取り扱いを開始しました。

当院はAGA(男性型脱毛症)の新治療薬「ザガーロ」の取り扱いを開始致しました。
「ザガーロ」とは2015年9月に厚生労働省に承認された新しい薄毛・AGA治療薬で、主成分は「デュタステリド」というものです。

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イギリスのグラクソ・スミスクライン(GSK)社から2016年6月13日に発売され、当院でも取り扱いが可能となりました。

AGA治療といえば、これまで「フィナステリド」を有効成分とするプロペシアが非常に有名でしたが、ザガーロは臨床試験により非常に良い結果が得られています。

24週目の毛髪数の変化量

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承認時評価資料:第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験(第Ⅲ相試験:非劣性試験)(海外、ARI114263試験)

ザガーロは5α-リダクターゼという酵素をブロックすることでDHTという男性ホルモンを抑制し、AGAを改善します。この酵素にはⅰ型とⅱ型があり、プロペシアはⅱ型のみをブロックするのに対してザガーロは両方に作用します。

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このため、薬の作用はザガーロのほうがより優位という結果が出ています。

プロペシアで効果の出にくかった方、より強い効果を望んでいる方に有効です。

当院もさっそく院内調査の上、取り扱いを決定致しました。
副作用、服用上の注意などご説明の上、服用していただきますので事前に医師の診察をお受けください。

注)
AGAの薬は、インターネット通販や不確かな院・ショップなどで模造品・粗悪品などが数多く出回っています。必ず正規品の取り扱いのある医療機関にてご利用ください。

データ参照
グラクソスミスクライン社

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